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なでしこ大儀見、Jのラフプレーに問題提起「許されるべき行為でない」

[ 2015年4月5日 19:22 ]

大儀見優季

 なでしこジャパンのエースストライカーで、ドイツのボルフスブルクでプレーするFW大儀見優季(27)が5日、自身のツイッターを更新。

 3日に行われたJ1第1ステージ第4節・鳥栖戦(カシマ)で相手選手に顔を踏まれたJ1鹿島のMF金崎夢生(26)を心配し、金崎の顔を踏んだ選手のプレーを「許されるべき行為でないのは確か」と断罪した。

 大儀見が問題視しているのは、サイドをドリブル突破しようとした金崎を鳥栖のDFキム・ミンヒョク(23)が止めようとして接触し、ピッチに倒れた金崎の顔面を左足で踏みつけたシーンだ。

 キムのスパイクが金崎の顔面を踏む様子が映った動画を貼った上で、「衝撃的な映像…ムウムウの怪我が心配。。。ただ、この選手の行為は社会的立場を考えても、人としてもサッカー選手としても許されるべき行為でないことは確かだと思います」とツイート。

 さらに、最初のツイートから45分後には再びツイッターを更新し、「起きたことに対してどう改善していくか、の方が重要だと思う。それは自分にも言えることだと思うし、同じ社会に生きている以上まったく関係がないことはないと思う。だからこそ、在り方を考えさせられるし、自分に置き換えて考えたりもする。何事も良い方向にベクトルを向けていきたい」と現役サッカー選手として、このような乱暴なプレーがなくなるよう改善されることを切望した。

 フォロワーからは「いけない事はいけないと認めていかないといけないですよね」「現役選手によるこういう問題提起大事です」と大儀見の意見に賛同する声が寄せられている。

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2015年4月5日のニュース