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香川途中出場も…ドルトムント、バイエルンに零敗 8戦ぶり黒星

[ 2015年4月5日 03:27 ]

前半、先制点を決めたレバンドフスキを祝福するバイエルンMの選手たち(AP)

 ブンデスリーガ第27節の7試合が4日に行われ、日本代表MF香川真司(26)が所属するドルトムントはホームで首位バイエルン・ミュンヘンと対戦し、0―1で敗れた。香川は1点を追う後半22分から途中出場したが、得点に絡むことはできなかった。

 復帰前の2010~11年、11~12年も含め、香川が在籍したシーズンのドルトムントはバイエルンMと6度対戦して5勝1敗(1試合は香川欠場)というデータもあり、“バイエルン・キラー”の異名もとった香川。昨年11月1日の敵地での一戦でも香川のスルーパスから先制点が生まれたが、交代後に2失点して1―2で逆転負けを喫していた。

 この試合では先発を予想した現地メディアもあったが、結局ベンチスタート。チームが決定機をつくれない時間が続いた後半22分、MFブワシュチコフスキに代わってピッチに登場し、トップ下に入った。しかしシャビ・アロンソが警告を受けるほどの執拗なマークで香川を苦しめ。決定的な仕事をさせず。後半43分、ゴール正面でのFKではロイスが直接ゴールを狙い、香川もゴール前に詰めたが、ノイアーがそのままキャッチして得点にはつながらなかった。

 試合は前半36分、アウェーのバイエルンMが先制。レバンドフスキのスルーパスに抜け出したミュラーがシュートを放つも、GKバイデンフェラーが足でセーブ。しかしこぼれ球に飛び込んだレバンドフスキが頭で押し込んで1点のリードを奪った。結局これが決勝点となってバイエルンMが勝利を収め、勝ち点を67に積み上げた。ドルトムントはリーグ戦8試合ぶりの黒星で同33のまま。

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2015年4月5日のニュース