×

トーレス2発!レアルを沈めて、国王杯8強でバルサと対戦へ

[ 2015年1月16日 11:44 ]

復帰後初ゴールを含む2得点を決めたAマドリードのFWトーレス(AP)

スペイン国王杯5回戦第2戦

(1月15日)
 スペイン国王杯5回戦第2戦の2試合が15日に行われ、アトレチコ・マドリードはアウェーでレアル・マドリードと2―2で引き分けたが、2試合合計4―2でベスト8進出を決めた。FWトーレスが復帰後初ゴールを含む2得点を挙げる活躍で、Aマドリードは準々決勝でバルセロナと対戦する。

 Aマドリードは開始直後、FWグリーズマンが最終ラインを突破すると、折り返しをトーレスがゴール左に決めて先制。開始からわずか46秒で、Aマドリードが宿敵Rマドリードのホームで決めた最速の得点となった。ベスト8進出に4点以上が必要となったRマドリードは猛攻を仕掛ける。前半20分MFクロースのFKから、DFラモスが頭で合わせて追いつく。

 前半を1―1で折り返し、後半もRマドリードの猛攻が続くかと思われたが、Aマドリードが後半開始1分で再びトーレスが決める。グリーズマンのスルーパスに抜けると、鋭い切り返しでDFペペをかわして、放ったシュートはGKに当たるもゴールへ吸い込まれた。再び4点が必要となったRマドリードは同9分、DFマルセロのクロスにMFロナウドが頭で決めて再び追いつく。その後はAマドリードの堅い守備をRマドリードが崩せないまま、試合終了をむかえた。

 もう1試合はバルセロナがアウェーでエルチェを4―0で下し、2試合合計9―0でベスト8進出を決めた。ホームでの第1戦を5―0で大勝したバルセロナは、FWメッシ、FWネイマール、FWスアレスら主力のほとんどを招集外で、19歳MFグンバウなどBチーム所属の選手を数名起用。前半21分DFマテューのFK弾で先制すると、同40分MFセルジ・ロベルトが加点。前半終了間際にFWペドロのPKで加点すると、後半終了間際にも1点を加えて大量得点で快勝。

 準々決勝第1戦は21、22日に、バルセロナ対Aマドリード、マラガ対アスレチック・ビルバオ、ビジャレアル対ヘタフェ、エスパニョール対セビリアの4試合が行われる。決勝は5月30日。

続きを表示

2015年1月16日のニュース