甲府　後半の２得点で広島に快勝！Ｊ１残留へ一歩前進！

Ｊ１第３２節 甲府２―０広島

（11月22日 中銀スタ）
　甲府が後半に２得点を挙げ広島に勝利。Ｊ１残留をたぐり寄せる大きな勝ち点３を手にした。

　試合は広島が開始直後の前半４分、ＭＦ野津田の左サイドからのコーナーキックをＤＦ塩谷が左足ボレーで合わせるもクロスバーを直撃。先制の好機を逃すと、その後は中盤での一進一退の展開が続き、決定的な場面を作ることができず、甲府も前半２３分までシュートなく、広島の守備を攻めあぐねた。

　迎えた後半１４分、広島はペナルティエリア左でＭＦ森崎が甲府のＤＦ畑尾に倒されＰＫを得るが、ＦＷ佐藤寿が右コールポストの当ててこれを外してしまう。

　これで甲府に流れがきたのか、直後の後半２０分、ペナルティーエリア内でＦＷ阿部が広島のＤＦ水本に倒されＰＫを獲得。これを前節でもＰＫを決めているＤＦ山本が冷静にゴール左に決めて甲府が先制。

　さらに甲府は後半３２分、スルーパスを受けたＭＦ新井がペナルティーエリア内に進入するとＤＦ水本をかわして自身Ｊリーグ初ゴールとなる２点目を挙げ、試合を決定づけた。

　１３位の甲府はこの勝利により、試合後に行われる１６位の大宮が負け、１７位のＣ大阪が引き分けか負けるかでＪ１残留が決まる。