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アジア大会へ弾み!野津田 豪快ミドル弾で4年ぶり4強

[ 2014年9月8日 05:30 ]

浦和戦の前半、同点ゴールを決め、喜ぶ広島FW野津田(左)

ナビスコ杯準々決勝第2戦 広島2―2浦和

(9月7日 埼玉)
 ナビスコ杯準々決勝第2戦は4試合が行われ、第1戦で0―0の広島はFW野津田岳人(20)のゴールなどでアウェーで浦和と2―2で再び引き分け、アウェーゴール数で上回り4年ぶりに準決勝に駒を進めた。昨季王者の柏は3―1で横浜を下し、2戦計5―2で4強入り。G大阪、川崎Fも勝ち上がった。準決勝は10月9、12日に行われる。

 U―21日本代表の野津田が、リーグ戦首位の浦和を敗退に追いやった。0―1の前半39分、中央を抜け出し、ゴールまで約25メートルの位置から左足で豪快なミドル弾。「余計なことは考えず、シュートだけを意識していた」。得意なエリアから鋭く縦回転のかかった同点ゴールで、引き分け以上の結果が必要な敵地戦で仕事をこなした。14日から始まる2連覇の懸かるアジア大会へ弾みをつけ「大会前最後の試合でゴールを決めて自信になった。いい気持ちで行ける」と満足感を充満させた。

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