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セビリア 敗退寸前にムビア救った!ロスタイムヘッド弾

[ 2014年5月3日 05:30 ]

<バレンシア・セビリア>ヘディングでゴールを決めたセビリアのムビア

欧州リーグ準決勝・第2戦 セビリア1―3バレンシア

(5月1日)
 セビリアとベンフィカが14日の決勝(トリノ)へ進出した。セビリアは敵地でバレンシアに1―3で敗れたものの、ロスタイムにカメルーン代表DFステファン・ムビア(27)がゴール。2戦合計3―3としてアウェーゴール数で上回り、前身のUEFA杯を連覇した06~07年シーズン以来7季ぶりに決勝へ進んだ。前回準優勝のベンフィカは敵地でユベントスと0―0で引き分け、2戦合計2―1で勝ち上がった。

 劇的な結末に、両軍の選手がピッチで泣き崩れた。ロスタイム5分と表示された後半49分、セビリアは右サイドのスローインからヘッドでつないだボールを、第1戦でも先制弾を決めているムビアが頭でネットへ突き刺した。

 第1戦2―0から後半24分までに3点を失い、敗退寸前だったチームを救うアウェーゴール。ボランチ、右サイドバック、センターバックをこなし、10年W杯南アフリカ大会では日本とも対戦したムビアは「人生最高の日。サッカー人生最高のゴールだった」と涙。12年まで相手を率いたエメリ監督は「バレンシアファンの心情は理解できるが、我々は最後まで信念を持って戦った」と選手たちを称えた。

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2014年5月3日のニュース