柿谷　リーグ11戦目初ゴール「11人でもっといいサッカーしないと」

前半４分、柿谷（左）は先制ゴールを決め、ようやくの今季初ゴールに苦笑い

Ｊ１第１１節 Ｃ大阪２―１名古屋

（5月3日 豊田ス）
　Ｃ大阪の日本代表ＦＷ柿谷曜一朗（２４）が、リーグ戦１１試合目にして今季初ゴールを決めた。

　前半４分、ゴール前でＧＫと１対１となった柿谷は、ワントラップしてから右足でシュートした。

　柿谷はアジア・チャンピオンズリーグ(ＡＣＬ)で日本人トップの４得点をマークしているが、Ｊリーグではゴールがなかった。

　同点にされた後の後半３３分にフォルランが決勝のゴールを決め、Ｃ大阪は７試合ぶりの勝利。後半１２分にＤＦ山下が退場し、１０人でつかみ取った勝ち点３に柿谷は「１０人でも勝てるんなら、１１人でもっといいサッカーをしないと」と話し、自身の初ゴールについては「２―１で勝ったという結果は良かった」と多くを語らなかったが、代表入りへしっかりアピールしたゴールとなった。