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宇佐美 途中出場でシュート0…悔しさ募る復帰戦に

[ 2014年4月27日 05:30 ]

J1第9節 G大阪1―2川崎F

(4月26日 等々力)
 悔しさが募る復帰戦となった。2月19日の練習中に負傷した左腓骨筋腱脱臼が癒え、今季初めてベンチ入りしたG大阪FW宇佐美が1―1の後半27分から途中出場。長谷川監督から「点を取ってこい」と送り出されたが、シュート0に終わった。それでも、切れ味鋭いドリブルで相手DF3人を振り切るなど“らしさ”の一端は見せた。

 練習試合への出場もないままのぶっつけ本番。さすがにトップパフォーマンスには遠く「時間が短い中でも一発を狙っていましたけど、うまくいかずに負けたので悔しい」と唇をかんだ。

 ただ、20分プレーできたことは大きな前進。「怖さはなかったし、次からでも90分いきたい気持ちはある。スタートから使ってもらえるようにアピールしたい」と中2日のホーム柏戦での先発復帰に意欲を見せた。

 一度は同点に追いつくゴールを決めたFW遠藤も「何でもできる選手だし、攻撃のバリエーションも増える」と復帰を歓迎。「誰かがマークをはがせば、もっと良い攻撃ができる。そこを自分が担いたい」と誓ったエースが、反攻への旗頭になる。

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2014年4月27日のニュース