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がん闘病中の元日本代表・久光 Fリーグ湘南に選手登録

[ 2014年2月6日 17:25 ]

 がん闘病中のフットサル元日本代表・久光重貴(32)が、Fリーグ湘南の選手として登録された。クラブが6日、発表した。

 久光は、昨年7月に「右上葉肺腺がん」の診断を受け、治療に専念するために戦線を離れることを余儀なくされた。病名公表から1カ月後、クラブは「久光重貴応援基金」を立ち上げ、久光が現場に戻るまでがん治療にかかる高額な医療費を広く寄付金を募ることで経済的な支援を行った。

 関係各所の承認を得て今回の選手登録に至った久光は「Fリーグの選手として登録ができたことをうれしく思います」と復帰を素直に喜んだ。「今後は、治療を続けていても走れる姿を見てもらい、がんという病気が今は怖い病気ではないことを、自分の身体で体現しながら前を向いて進んで行きたいと思っています」とコメントした。

 引き続きがん治療を受ける久光は、9日の府中戦から出場可能となっている。

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2014年2月6日のニュース