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66年W杯得点王、元ポルトガル代表FWエウゼビオ氏が死去…

[ 2014年1月6日 05:30 ]

5日に死去した元ポルトガル代表FWエウゼビオ氏(左)

 60~70年代にポルトガル代表FWとして活躍し、“黒豹(ひょう)”の異名を取ったエウゼビオ氏(本名エウゼビオ・ダ・シウバ・フェレイラ)が5日に死去した。71歳。ポルトガルメディアによると死因は心臓発作という。

 1942年に当時ポルトガル領だったモザンビークで生まれたエウゼビオ氏は、60~75年にポルトガルの名門ベンフィカで活躍し、11度のリーグ制覇と62年の欧州チャンピオンズ杯(現欧州CL)優勝に貢献。65年に欧州最優秀選手(バロンドール)に輝いた。ポルトガル代表では61~73年に通算64試合に出場して歴代3位の41得点。66年W杯イングランド大会では9ゴールを挙げて得点王に輝きチームを歴代最高の3位に導いた。98年に国際サッカー殿堂の歴代トップ10選手に選ばれるなど過去最高のFWの一人と評されている。

 昨年、ポルトガル代表でエウゼビオ氏の得点を抜いたC・ロナウド(Rマドリード)は自身のフェイスブックで「エウゼビオは永遠。安らかに眠れ」と追悼。同国出身のモウリーニョ監督(チェルシー)は地元テレビで「ポルトガルの偉人の一人だった」と別れを惜しんだ。

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2014年1月6日のニュース