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レアル、アンチェロッティ新体制で白星発進 イスコが決勝弾

[ 2013年8月19日 11:17 ]

<Rマドリード2―1ベティス>決勝弾を決めたRマドリードのMFイスコ(左)

リーガエスパニョーラ

(8月18日)
 スペイン・リーガエスパニョーラ開幕節の4試合が18日に行われ、レアル・マドリードはホームでベティスを2―1で下し、覇権奪還に向けて白星スタートを切った。連覇を狙うバルセロナはホームでレバンテに7―0で大勝した。

 パリSG(フランス)から名将アンチェロッティ監督を迎えたRマドリードは、試合開始から主導権を握ってベティスを圧倒。しかし、前半14分MFセドリックにドリブル突破を許すと、クロスをFWモリーナに決められて失点。同26分FWベンゼマの得点で追いつくが、高いディフェンスラインの裏を再三狙われるなど守備が安定せず、前半を1―1で折り返す。

 後半も激しい攻防が続くが、終盤に勝ち越し弾が生まれる。後半40分新加入の新星MFイスコが、DFマルセロのクロスに頭で合わせて逆転。試合はこのまま終了し、アンチェロッティ監督は初陣を勝利で飾った。

 なお、同試合ではRマドリードのGKカシージャスが先発から外れ、昨季後半同様にディエゴ・ロペスがゴールマウスを守った。スペイン代表で正GKのカシージャスは、クラブではモウリーニョ前監督(現チェルシー監督)に続き、新指揮官の下でもスタメンの座を勝ち取ることができなかった。

 バルセロナはFWメッシ、FWペドロが2得点ずつ決めるなど、7点を奪うゴールラッシュで完勝。今夏加入したFWネイマールは後半19分から出場し、スピード豊かなドリブル突破からクロスボールを上げチャンスを作ったが得点には絡めなかった。

 昨季3位アトレチコ・マドリードはアウェーでセビリアと対戦し、FWコスタの2得点などで3―1と快勝。グラナダはアウェーでオサスナを2―1で下した。

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