本田移籍金折り合った？ミラン移籍合意の見通しとロシア紙報道

今夏の去就が注目されるＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田

　去就が注目されるＣＳＫＡモスクワの日本代表ＭＦ本田圭佑（２７）に関し、ロシアの有力紙イズベスチヤ（電子版）が２日の記事で「近くＡＣミラン移籍で合意する見通しになった」と伝えた。

　本田の移籍金に５００万ユーロ（約６億６０００万円）を要求してきたＣＳＫＡと３００万ユーロ（約４億円）を提示してきたミランが歩み寄り、４００万ユーロ（約５億３０００万円）で合意した、とＣＳＫＡ関係者が明かしたという。また、ＣＳＫＡで２５０万ユーロ（約３億３０００万円）だった本田の年俸は、ミランでは１８０万ユーロ（約２億４０００万円）になるとしている。

　本田の移籍交渉に関しては一時中断を伝える報道もあり、イタリアの衛星テレビ「スカイ・イタリア」は４日のルビン・カザン戦後にミランがあらためてＣＳＫＡに接触すると報道している。

　この日の本田はルビン戦に向けた練習でセットプレーを確認した。前節７月２８日のロコモティフ・モスクワ戦で芸術的なＦＫ弾を決めた本田のプレーとともに、交渉の行方からも目が離せない。