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澤 今季初ゴール!得点王争い視野に「取れてうれしい」

[ 2013年4月7日 06:00 ]

<INAC神戸・大阪高槻>前半39分、田中の先制ゴールにガッツポーズで喜ぶ澤

なでしこリーグ第3節第1日 INAC神戸3―0大阪高槻

(4月6日 ノエビアスタジアム神戸)
 INAC神戸が、エース澤穂希(34)の今季初ゴールなどで大阪高槻を3―0で下し開幕3連勝を飾った。

 2点リードの後半3分、DF中島のFKをゴール前で待ち構え、タイミング良くヘディング。ボールは相手GKの手をはじき、さらに左ポストに当たってネットを揺らした。「今年は去年より1点でも多く取りたいと思っていたので少ないチャンスの中、取れてうれしい」。開幕3試合目で生まれた今季初得点。昨季はリーグ戦自己最少タイの2得点に終わり、開幕前に「(得点王争いで)ライバル視されるようにしたい」と話していただけに喜びは倍増だった。

 この日のチーム先発の平均年齢は24・7歳。10歳近く若いメンバーを「練習でも100%、120%でやって、若い子のお手本になるように全力でやっている」と引っ張っている。その一方で、ピッチを離れれば若手の中に積極的に入り込もうと努力。4日には練習場の敷地内で選手全員で鍋を囲みながら花見。若手の一発芸に笑い、川澄が中心となって用意したキムチ鍋やトマト鍋に舌鼓を打った。「攻守のバランスを取ってくれるし、ミスもない」と石原監督が絶大な信頼を寄せるエース。敵にとってはますます手ごわい存在となりそうだ。

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