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課題口にする本田「ヨルダン戦も大事なのは大事だけど、まだ先のこと」

[ 2012年11月16日 06:53 ]

マスカットの空港からロシアへ出発する本田

 5大会連続W杯出場に王手をかけた日本代表は、アジア最終予選のオマーン戦(マスカット)から一夜明けた15日に帰国した。

 年内の日本代表の活動はオマーン戦で終了。本田は1年間を「W杯予選だけを見れば良い位置にいる。ブラジルにやられた(10月16日に0―4で大敗)こともあるし、良くも悪くも、まあまあ。ブラジル戦は僕にとっては大きかった」と総括した。

 ブラジル戦後はネイマール、カカーらとの個の力の差を痛感。動きながらのプレーの精度を上げることなどを意識して練習に取り組んできたが、オマーン戦では成果を出せなかった。

 空港ラウンジでは渡欧便が同じだった長友と早速、今後の課題について語り合った。来年3月26日のヨルダン戦に勝てば無条件で、引き分けでも他の試合結果次第で5大会連続のW杯出場が決まる。ブラジル行きを視界に捉えたが、本田は「ヨルダン戦も大事なのは大事だけど、まだ先のこと。それまでにチーム(CSKAモスクワ)で大事な試合がある」と足元を見つめ、18日のアムカル・ペルミとのリーグ戦に気持ちを切り替えた。目標はあくまでW杯制覇。マスカットで感じた自らへのいら立ちを、飛躍へのパワーにする。

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