ルーニー先制弾もイングランド△　ホジソン監督イラッ

ポーランド戦でゴールを決め喜ぶルーニー（右）

Ｗ杯欧州予選Ｈ組 イングランド１－１ポーランド

（10月17日）
　イングランドが精彩を欠くプレーでポーランドと引き分けた。豪雨によるピッチ状態の不良で１６日から１日順延された一戦。前半３１分の左ＣＫからＦＷルーニーが先制点こそ挙げたものの、その後は決め手を欠いて得点できなかった。後半２５分に左ＣＫの守備でＧＫハートが判断を誤って飛びだし、同点弾を許した。

　「昨日の時点では選手が切れのある動きを見せていたのに」とホジソン監督。開閉式の屋根を開けたままピッチが水浸しとなり、順延が決まる納得がいかない状況に「ホテルで余分に３６時間も過ごすなんて何の得にもならない」と吐き捨てた。

　もっともマンチェスターＵ勢はルーニーが後半２８分まで出場し、クレバリーとキャリックの両ＭＦはフル出場。２０日のストーク戦まで試合間隔が中２日と短くなる厳しい状況を迎え、ブラジル戦から中３日のＭＦ香川にとって先発への追い風となる可能性も出てきた。