大津　ＶＶＶフェンロに移籍！２年契約

ＶＶＶフェンロへの移籍が決まった大津祐樹

　ロンドン五輪で活躍したドイツ１部ボルシアＭＧのＦＷ大津祐樹（２２）がＶＶＶフェンロに移籍することが決定した。３１日、双方のチームが公式ＨＰで発表したもの。ＶＶＶフェンロによると、契約期間は２年となっている。

　大津は昨年７月にドイツ１部ボルシアＭＧにテスト入団したが、昨季の出場はわずか３試合。移籍を見据え、「自分をアピールする場」と捉えて臨んだロンドン五輪では３得点を挙げた。世界大会で手応えをつかんだ大津は、１４日の所属クラブの公式サイトで「期限付き移籍もあると思う。出て行くこともある」と心境を吐露。セルティックなども移籍先として候補に挙がったが、今夏の移籍期限最終日にオランダ行きが決まった。

　ＶＶＶフェンロは、かつて日本代表のＭＦ本田圭祐やＤＦ吉田麻也も所属。吉田はプレミアリーグのサウサンプトンへの移籍が決まったが、現在もＦＷカレン・ロバートが所属しており、環境には慣れやすいチームと言えそうだ。

　▽大津　祐樹（おおつ・ゆうき）１９９０年（平２）３月２４日、水戸市生まれの２２歳。鹿島アントラーズノルテ、成立学園を経て、０８年に柏入り。１１年７月、ドイツ１部ボルシアＭＧに移籍し、３試合０点。Ｊ１通算５７試合６得点、Ｊ２通算９試合１得点。五輪予選３試合２得点。ロンドン五輪では６試合３得点。中性的な顔立ちで、自他ともに認める「チャラ男」キャラ。１メートル８０、７３キロ。利き足は右。