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関塚ジャパン帰国 4位の結果に「すっきり」「複雑」

[ 2012年8月12日 19:45 ]

ロンドンから帰国した(手前から)吉田、徳永、永井、東らサッカー男子イレブン

 ロンドン五輪のサッカー男子(原則23歳以下)で44年ぶりに4強入りした日本代表が12日、成田空港に帰国した。関塚隆監督(51)は近くのホテルで「精いっぱい、やるべきことはやったなという気持ち」とすっきりとした表情で話した。

 3位決定戦で韓国に敗れ4位となり、1968年メキシコ五輪と並ぶ銅メダル獲得はならなかった。空港ロビーで約500人のファンに出迎えられ、吉田麻也主将(23)=VVVフェンロ=は「うれしいような、申し訳ないような複雑な気持ち。悔しさはかなり残っているし、ホテルでも機内でも失点したシーンや最後の笛が鳴ったところが頭から離れなかった」と戸惑いも口にした。

 チームはこれで解散。既に清武弘嗣選手(22)=ニュルンベルク=ら欧州クラブ所属の4人は英国から各地に移動し、帰国したのは国内組が中心だった。永井謙佑選手(23)=名古屋=は「スピードが通用したことに自信を持ちたい。成長できるように毎日のトレーニングに臨みたい」と気持ちを新たにした様子だった。

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