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香川 マンU移籍合意秒読み!結論は12日ドイツ杯後に

[ 2012年5月5日 06:00 ]

プレミアリーグ移籍決定が秒読み段階となってきたドルトムントの日本代表MF香川

 名門マンチェスターUから高額オファーを受けているドルトムントの日本代表MF香川真司(23)の移籍交渉が大きく前進した。関係者によれば既に条件面などで合意間近な状況という。来年6月までドルトムントとの契約を残すため、マンU側との移籍金をめぐるクラブ間交渉が合意すれば、晴れて「マンU・香川」の誕生となる。

 英国でも4日、各メディアが一斉に香川のマンU移籍交渉の順調ぶりを報じた。デーリー・メール紙などによると移籍金の金額は700万ポンド(約9億円)前後となる見通し。当初、ドイツで報じられた1500万ユーロ(約15億9000万円)よりも現実的な数字となったと言える。ラジオ局トークスポートでも「マンUは香川と合意に近づいている」と伝えた。

 今季チーム2位の13ゴールを挙げてリーグ2連覇に大きく貢献した香川はドルトムントからも13年以降の契約延長のオファーを受けた。その一方でチェルシー、アーセナル、ACミランなど欧州の名だたる名門が今夏の移籍市場での獲得に動いているが、マンUが1歩も2歩もリードした格好となった。

 4日付のドイツ大衆紙ビルトのインタビューで香川は「決断はまだ下していない。決断は早くても(12日の)ドイツ杯決勝の後になる」と発言。現時点ではリーグ優勝に続く国内2冠を懸けて、宿敵バイエルンMと対戦した後に注目の移籍先を表明する見込みだ。その結論が「マンU」となる可能性は極めて高い。

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2012年5月5日のニュース