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最初に声を掛けてくれたムアンバ…宮市 心の友の回復祈る

[ 2012年3月25日 16:14 ]

ブラックバーンに勝利し、抱き合って喜ぶボルトンの宮市(左)

プレミアリーグ ボルトン2―1ブラックバーン

(3月24日)
 ボルトンのFW宮市は右CKで2点目をアシスト。2―1の勝利に貢献した。

 17日のFA杯準々決勝トットナム戦で心停止のため倒れ、入院中のMFムアンバへの思いを込めてボールを蹴った。2月、アーセナルから期限付きで移って初めて本拠地に着いた時、最初に声を掛けてきたのがムアンバだった。「コンニチハ」。突然の日本語に「こんな陽気な選手がいるんだ」と緊張感は消え、その後も「きょうは1対1になったら全部(自分で)いけよ」などと励まされたという。

 残留争いのライバルを下し、チームは降格圏から抜け出して暫定17位に浮上。宮市は「勝利がムアンバのためにもなる。一戦一戦勝って残留したい」と決意を語った。

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