×

U―23 大津を緊急招集へ!清武合流も体調不安

[ 2012年1月19日 06:00 ]

グアム空港に到着した清武

U―23日本代表グアム合宿

 体調不良で合宿参加を見合わせていたU―23日本代表候補のMF清武弘嗣(22=C大阪)がチームに合流するため18日、合宿地グアムに到着した。発熱が判明した14日から千葉県内の病院で静養していたが、熱が下がったためゴーサインが出た。

 ただ2月5日のロンドン五輪アジア最終予選シリア戦(ヨルダン)に間に合うかどうかは予断を許さない。関塚ジャパンは、FW大津祐樹(21=ボルシアMG)の招集に向けて動くなど次善の策を講じている。

 18日深夜、清武は3日遅れでグアムの地に降り立った。「みんなに会えるのが楽しみ。(関塚監督には)“すいません”と謝ります。もう熱もないし大丈夫。出遅れたので取り戻すよう頑張りたい。死ぬ気でやらないと」と話した。出発前の成田空港では「時間はあまりないけど、間に合わせたい」とシリア戦出場にも意欲を示した。だが、頬はこけ、体も少し細くなった印象だった。

 14日に発熱が判明。扁桃(へんとう)炎と診断され治療を続けてきたが、熱も下がり、血液検査でも問題がなかったため、治療に当たった医師と日本協会、C大阪の両チームドクターが話し合いゴーサインを出した。

 関塚監督は“清武抜き”を想定して手を打った。この日、今合宿で初めてフルコートでのゲーム形式練習(10分×2本)を行った。両チームでプレーするフリーマン1人を加えた11対11だったが、そこで永井を右MFでテストした。

 さらに昨年11月の予選2試合で2列目に入り計2得点した大津を招集する方針を固めた。日本協会の原技術委員長がこの日渡欧。20日のバイエルンM戦を視察後、ボルシアMG側と交渉することになった。

続きを表示

この記事のフォト

2012年1月19日のニュース