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なでしこ佐々木監督 被災地で親善試合を希望

[ 2011年10月28日 06:00 ]

宮城県気仙沼市の小学校で、子どもたちとゲームをするサッカー日本女子代表の佐々木則夫監督

 なでしこジャパンが東日本大震災の被災地で親善試合を行うプランが浮上した。佐々木則夫監督(53)は27日、東日本大震災の被災地の児童に夢の大切さを説く「スポーツこころのプロジェクト 笑顔の教室」の講師として宮城県気仙沼市の九条小学校を訪れ「この子供たちにも日本で(なでしこを)見てもらいたい。被災地で試合?そういうのもいい。子供たちが見る機会になる。日本サッカー協会でもイメージを持っている」と明かした。

 なでしこジャパンは来年7月のロンドン五輪まで最大12試合の親善試合を行う方針で、東北で行う場合は仙台などが候補となる。今回、2度目の被災地訪問となった佐々木監督は以前から東北でのキャンプ開催にも前向きで「震災(支援)とか積極的にやりたい」と話していた。

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2011年10月28日のニュース