×

李2発!自己最多13得点でも「まだ上がいる」

[ 2011年9月18日 06:00 ]

<広島・磐田>前半、先制ゴールでポーズを決める広島・李(右)

J1第26節 広島3―1磐田 

(9月17日 広島ビ)
 広島の李が躍動感のあるプレーで2ゴールの活躍を見せた。まずは前半3分、DFのクリアボールを絶妙なタイミングでゴール前に走り込んで左足ボレーで蹴り込むと、後半12分にはCKを頭で合わせた。

 1試合2得点以上は今季3度目で自己最多の今季13得点。それでも得点王レースではケネディを1差で追う立場だけに「満足感はない。まだ上がいる」と貪欲にライバル心をむき出しにした。

 W杯アジア3次予選を戦う日本代表では、北朝鮮、ウズベキスタンとの2試合に先発出場したが無得点。定位置をつかんでいるとは言い難い。この日は、1トップの1枠を争う前田の前で存在感を示し「正直彼よりは多く取りたいと思っていた」と本音をのぞかせた。

 昨年9月18日の神戸戦で移籍後初得点。そこからリーグ戦12試合で11ゴールと量産して代表入り。ザックジャパンの主軸の一人に成長した。あれから1年。「きょうからの365日でもっと良い経験を積みたい」と言う。その目はさらなる成長を見据えていた。

続きを表示

2011年9月18日のニュース