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横浜 松田さんの背番号「3」J1クラブの永久欠番へ

[ 2011年8月6日 06:00 ]

横浜練習場内に設置された亡くなった松田さんへの献花台

松田直樹さん死去

 松田さんが昨季まで所属した横浜時代に着けていた背番号3が永久欠番になる可能性が高まった。クラブ関係者が「当然、永久欠番の話は出ている。重みのある番号だし、その方向で調整中」と明かした。

 松田さんはプロ5年目の99年から3番を背負い、03、04年のリーグ連覇などに貢献。戦力外通告を受け、昨季限りで退団するまで12シーズン背負った番号は今季は空き番となっていた。

 世界ではマラドーナ氏の「ナポリ10番」、クライフ氏の「アヤックス14番」など多くの永久欠番が存在。国内ではJ2草津の初代監督で選手を兼任した奥野僚右氏の31番などが永久欠番に指定されているが、J1クラブで実現すれば初となる。

 横浜は5日の練習前に選手、スタッフ、職員が円陣を組んで、サポーターとともに黙とうをささげた。強烈な個性でチームを引っ張り、誰からも愛された“ミスター・マリノス”との別れ。練習場に設置された献花台の横には横浜時代の背番号3のユニホームが展示され、この日だけで2649束もの献花が寄せられた。

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2011年8月6日のニュース