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本田 CSKA残留も覚悟「悪い選択肢ではない」

[ 2011年6月4日 06:00 ]

<日本代表>槙野(左)と競り合いながらボレーシュートを放つ本田

 本田圭佑が今夏の移籍期間で希望するスペイン行きが実現しなければ、CSKAモスクワに残留することも選択肢の一つであることを初めて示唆した。

 3日の練習後に外国人記者の質問に流ちょうな英語で答え「ずっと言ってきたことだが、もっと高いレベルのリーグでプレーしたい。希望?スペインだ」とコメント。本田は最終目標にRマドリード入りを公言しており、夢の実現のためにロシアからスペインへのステップアップを熱望した。

 一方でCSKAモスクワとの契約は13年まで2年半残っている上に高額な移籍金もネックになっており、残留も覚悟している。「まだCSKAとの契約がある。残ったとしても、来季欧州CLに出場できるから悪い選択肢ではない」と話した。本田に興味を示すクラブとしてリバプール、マンチェスターC、ACミラン、ボルフスブルクなどが報じられている。

 この日の練習では3トップの右に入って力強いプレーを披露し、7日のチェコ戦での先発出場をアピール。貴重な欧州の強豪との親善試合で実力を示し、“本命”スペインからのオファーを待つ。

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2011年6月4日のニュース