家長先発も見せ場なし「前半だけでもプレーできてよかった」

ラシン戦の前半、先発出場し競り合うマジョルカの家長（左）

　サッカーのスペイン１部リーグでＭＦ家長昭博が所属するマジョルカは１日、敵地でサンタンデルに０―２で敗れた。家長は右サイドで先発したが、見せ場をつくれず、前半終了で退いた。

　３試合ぶりの先発となった家長は、試合開始から両サイドを使って動き回ったが、思い通りのプレーはできなかった。「なかなかボールの収まりどころもなかったし、前を向いてもボールをもらえる選手がいなかった」と悔やんだ。

　終盤戦に入り、２ゴールを挙げるなど確実にチームでの存在感は増しているが、この日は前半だけでベンチに下がった。それでも「残留争いでプレッシャーがかかるチームを相手に、前半だけでもプレーできてよかった」と、残留を懸けた残り４試合に向けての収穫も口にした。（共同）