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日本協会 代表勝利給増額に応じず、具体額示し反論

[ 2011年2月22日 20:42 ]

 Jリーグや海外リーグでプレーする日本選手が所属する日本プロサッカー選手会が日本代表の待遇改善を求めている問題で、日本サッカー協会は22日、選手の勝利給や大会賞与の金額などを詳細に公開し、選手会の要求に応じられない立場を示した。

 選手会は日本代表の勝利給を最低100万円に引き上げることや、賞金の50%を選手に分配することなどを求めている。これに対し、日本協会の松田薫二・代表チーム部長は、最近の代表関連収入の伸び悩みや、育成や普及活動に必要な予算確保などを理由に「選手会の要求はあまりに過大であり、受け入れることはできない」とした。

 また選手会が公式ホームページで、代表の試合での選手の負傷について一切の補償がないと主張していることに対し、1日5万円の補償が支払われていると反論した。

 両者は昨年12月にこの問題について本格的に交渉を開始。現在は弁護士同士で協議を続けているが、話し合いは平行線をたどっている。

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2011年2月22日のニュース