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序盤の好機で得点できず…川崎F、完敗で1次L敗退

[ 2010年4月28日 23:05 ]

 【ACL 川崎F0-2北京国安】早すぎる敗退といっていいだろう。川崎は1次リーグ突破を懸けた北京国安との直接対決で0―2の完敗。高畠監督は「立ち上がりから積極的に得点を狙いにいき、アグレッシブなサッカーはできた」と振り返ったが、ゴールは遠かった。

 アウェーの厳しい環境の中、勝たなければ生き残れない一戦だった。しかし、主力のMF稲本をけがで欠き、FW鄭大世は出場停止。相手の当たりの激しい守備にも手を焼いた。下あごの骨折という大けがから復帰して調子を戻しつつある日本代表MF中村も、見せ場は少なかった。
 序盤は好機をつくったが、得点できない。前半の半ばに失点すると、後半早々に痛恨の2失点目。高畠監督は「立ち上がりに点が入っていれば、試合展開は変わっていただろう。失点してしまい、その後、北京に勢いがついた」と悔やんだ。
 3度目のアジアの舞台は、1次リーグで2連敗と出だしでつまずいた。それでも1勝3敗から、最終戦まで突破の可能性をつないだ。過去2度のACLはともに8強。その壁を突き破ろうと臨んだ今回だったが、16強にも届かなかった。(共同)

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2010年4月28日のニュース