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さすが鹿島!6戦全勝で1次リーグ首位突破

[ 2010年4月28日 18:45 ]

鹿島―全北 前半、先制点を決めて小笠原と喜ぶイ・ジョンス

 【ACL 鹿島2―1全北】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、1次リーグ最終戦を行い、既に1次リーグ突破を決めている鹿島はカシマスタジアムで全北(韓国)と対戦。2―1で勝利し、6戦全勝でF組1位通過を決めた。5月12日の決勝トーナメント1回戦ではH組2位の浦項(韓国)と顔を合わせる。

 雨を含んで滑りやすいピッチでも、鹿島が序盤から主導権を握った。前半12分にはカウンターからFW興梠がドリブルで中央突破し、強烈なミドルシュートを放ったが、これはゴール左に外れた。先制点は同20分。左CKからのセンタリングにDFイ・ジョンスがヘディングで合わせてゴールを決めると、鹿島は2分後にも追加点。ゴール前でパスをつなぎ、最後はニアのMF野沢がボレーシュートをゴール右に押し込み、リードを広げた。
 しかし、後半に入ると全北の攻撃の時間帯が続き、32分にはゴール前で攻め込まれ、最後はミドルシュートを決められた。1点差に追いつかれたが、その後は追加点を許さず、Jリーグ王者の実力を見せつけた。

 ▼鹿島・オリベイラ監督 大きな成果を得られたが、6連勝したからといって大きなアドバンテージはない。引き続き、気を引き締めて戦いたい。

 ▼全北・崔康熙監督 勝って次の試合をホームで戦いたかったが…。早い時間で失点し、試合の流れを崩した。

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2010年4月28日のニュース