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山崎 米国遠征でU-23デビューへ

[ 2008年2月12日 06:00 ]

<磐田・愛媛>右足で豪快なボレーシュートを放つ磐田FW山崎(手前)

 2階級特進でU―23日本代表に初招集された磐田のFW山崎が、13日からの米国遠征で同代表デビューを果たすことが確実になった。11日に鹿児島・鴨池で行ったJ2愛媛との練習試合を視察した井原コーチが、その天才肌のプレーを絶賛した。

 山崎は若手主体のチームで30分間出場。得点こそ奪えなかったが、ゴール前で相手DFのマークをスルリとかわし豪快な右足ボレーシュートを放ったほか、右サイドに一度流れて、スピードに乗ったドリブルからシュートを放つなど魅了した。

 「ああいうところを決めないと」と反省しきりの山崎だったが、井原コーチは1月のカタール国際大会MVP&得点王をべた褒め。「U―19のスタッフから話は聞いていた通り、とても面白い選手だと思った。ステップワークがいいし、物おじしない」と日本でなかなか出現しなかった本格的なストライカーに期待を高めた。FW中山からも「裏を抜けるアイデアなどボク自身も感心させられる」と太鼓判を押された18歳が、いよいよ米国でベールを脱ぐ。

 ◆山崎 亮平(やまざき・りょうへい)1989年(平元)3月14日、千葉県生まれの18歳。八千代高3年時に全国選手権4強。好きな選手はロベルト・バッジオ。趣味は漫画を読むことで、寮の自室には千葉の実家から持ち込んだ約300冊の単行本がある。1メートル71、66キロ。血液型O。

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2008年2月12日のニュース