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石川佳純 まさかの初戦敗退 最終セットで右足痛 治療認められず

[ 2016年8月8日 07:21 ]

石川佳純はまさかの初戦敗退(AP)

リオデジャネイロ五輪第3日卓球女子シングルス3回戦

(8月7日)
 個人での初のメダル獲得を狙った日本のエース、石川佳純(23=全農)が初戦でキム・ソンイ(北朝鮮)にフルゲームの末に敗れる波乱があった。2ゲームを先行したが、カット主戦型の相手に粘られ、3―2から第6、第7ゲームを奪われた。

 「出足はすごく良かった」という言葉通り、11-7、11-7と2ゲームを連取する会心のスタートだったが、3、4ゲームを返されてタイに。第5ゲームは11-9で奪ったものの、第6ゲームを取り返されセットカウント3-3で最終セットへ。

 第7ゲームもリードを許す展開。ゲームカウント4-7と3点リードされた場面では、石川が右足の痛みを訴え試合が中断。10分間の治療タイムを要求したもののが認められず試合が続行された。顔をゆがめながら巻き返しを狙ったが8-11で落とし、初戦で姿を消した。試合後は「リードを守り切れなくてすごく悔しい。自分のプレーが守りに入ってしまったのが残念」と無念の表情を浮かべた。

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