東京五輪組織委会長 森元首相に正式決定
2020年東京五輪の開催に向けた準備を統括する大会組織委員会の会長に、森喜朗元首相(76)の就任が14日、正式決定した。
都内で政府、東京都、日本オリンピック委員会(JOC)の3者の代表から就任を要請され、会談後「大変だけれども、お受けすると申し上げた」と受諾したことを明らかにした。組織委は24日に発足する。
政財官とスポーツの各界のまとめ役として期待される森氏は「国内をオールジャパン態勢にもっていけるようにしたい。省庁、スポーツ団体にもご協力いただかなければいけない。それが僕の仕事」と抱負を述べた。実務面を仕切る事務総長の人選は「今月いっぱい」との見通しを示した。森氏には下村博文五輪担当相が12日に就任を要請し、内諾を得ていた。下村氏は「オールジャパン態勢で進める上で、適任な方。国内外に人脈がある」と説明した。
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