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古川 アーチェリーを始めたきっかけは「弓道部がなかった」

[ 2012年8月4日 10:13 ]

男子個人で銀メダルを獲得し、笑顔で声援に応える古川高晴

ロンドン五輪 アーチェリー男子個人

 3度目の五輪挑戦で銀メダルを手にしたアーチェリーの古川高晴(27)はまじめで律義な性格。テレビ画面越しに声援を送った同僚やアーチェリー仲間は「誇りに思う」「次の五輪でも頑張って」と祝福と激励の言葉を口にした。

 弓道を志していたが進学した青森東高校にクラブがなかったため、「同じ弓だから」と転向した、という古川。高校の先輩越谷秀昭さん(53)は「アーチェリーを始めたら面白さに取りつかれたようだ。大学生になっても休みには青森に戻って後輩を熱心に指導してくれた」と振り返る。念願の五輪メダルを手にした姿を見て「本当に誇りに思う。次回はもちろん金メダルを期待している」とエールを送った。

 勤務する近畿大生物理工学部(和歌山県紀の川市)では「いたってまじめでもの静かだが、集中力があって頼れる仲間」というのが同僚の人物評。近畿大洋弓部の加藤康之主将(20)は「これまで取れなかったメダルが取れてとてもうれしい」と喜んだ。(共同)

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