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被災者ランナーホテルマン三品さん トーチ持参交流

[ 2012年7月29日 06:00 ]

 東日本大震災で2歳の長女を亡くし、被災地からただ一人、ロンドン五輪の聖火リレーのランナーを務めた仙台市のホテルマン三品貞治さん(31)が28日、同市内の仮設住宅を訪問した。

 実際に使用した重さ約2キロの金色のトーチを披露し、避難生活を送る住民約30人と交流。「五輪には平和の象徴などいろんな意味がある。テレビで見るだけでなく、もっと身近に感じてほしい」と強調した。住民は一人一人トーチを手にし「意外と重い」「手の込んだ立派なつくりだ」と見入っていた。

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2012年7月29日のニュース