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待ちきれない田中理恵「早く選手村に入りたい」

[ 2012年7月18日 08:43 ]

前方を見つめ、髪を結ぶ田中理恵

 ロンドン五輪の体操女子日本代表が17日、最終合宿で練習に使っているロンドン市内の体育館で、地元クラブの少女たちから激励を受けた。田中理恵(日体大研究員)鶴見虹子(日体大)ら代表5選手はプレゼントされたポロシャツを手に、笑顔で記念撮影に納まった。

 14日にロンドン入りしたチームは18日に合宿を打ち上げ、選手村に移る。田中は「調子は上がっている。早く選手村や会場に入りたい」と待ち切れない様子。国内合宿の試技会でミスが目立ったのは、高校時代に患った腰椎分離症の影響だったといい「疲れはもうない。今は全種目で不安はない」と笑みを浮かべた。

 日本女子はこの体育館を2009年世界選手権でも事前調整で利用した。五輪会場で開催された同選手権で二つのメダルを獲得した鶴見は「イメージはばっちり。また来たなあという感じ」と好印象を口にした。

 16歳でチーム最年少の寺本明日香(レジックスポーツ)は初出場の重圧を感じさせない調整ぶりで「本番会場に入ったら、しっかり器具に合わせていきたい」と話した。(共同)

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