山本＆萩原　自転車五輪代表に決定　萩原は初代表

ロンドン五輪代表に決まった男子マウンテンバイクの山本と女子個人ロードレースの萩原

　日本自転車競技連盟は４日、ロンドン五輪の男子マウンテンバイク代表に山本幸平（２６＝スペシャライズド）、女子個人ロードレース代表に萩原麻由子（２５＝サイクルベースあさひ）を選んだと発表した。

　山本は４６位に終わった北京五輪に続く２大会連続、萩原は初の五輪出場。０６年ドーハ・アジア大会で金メダルを獲得しながら、直後のドーハでの練習中に骨盤を骨折し北京五輪出場も逃した萩原は「これで、競技者としてのスタートラインに立てる気がします」と引き締まった表情をしていた。中学時代は剣道部に所属し、二段の腕前を誇る２５歳は「ロードレースは、何が起こるか分からない。いざという時、動ける状態にしておきたい」と気合を込めていた。

　◆山本　幸平（やまもと・こうへい＝男子マウンテンバイク）０８年北京五輪４６位。１０年広州アジア大会２位。北海道・帯広農高出、スペシャライズド。１メートル８２、６９キロ。２６歳。北海道出身。

　◆萩原　麻由子（はぎわら・まゆこ＝女子個人ロードレース）０６年ドーハ・アジア大会金メダル。鹿屋体大出、サイクルベースあさひ。１メートル６８、５２キロ。２５歳。群馬県出身。