北島　３位も不安なし「シャープさや切れはこれから」

男子１００メートル平泳ぎで３位に終わった北島

　競泳のサンタクララ国際大会最終日は３日、米カリフォルニア州サンタクララで行われ、男子１００メートル平泳ぎでロンドン五輪代表の北島康介（日本コカ・コーラ）は１分１秒５６で３位。男子２００メートルバタフライは松田丈志（コスモス薬品）が１分５４秒５７で快勝。女子２００メートルバタフライは星奈津美（スウィン大教）が２分７秒３２で圧勝した。

　練習の一環で出場した北島は２日前の２００メートルに続き、泳ぎに滑らかさを欠いた。隣のコースを泳いだスナイダーズ（ニュージーランド）に序盤からリードされ、後半も本来の伸びがなかった。レースを見た代表の鈴木コーチは「上半身（腕のかき）の強化をやっているようで、上半身が邪魔した泳ぎになっている」と分析。北島も「（泳ぎの）シャープさや切れはこれから上がってくるだろう」と自信を見せた。