未来の五輪選手集まれ！経験問わず、全国から募集

　冬季五輪を開催した長野から未来のメダリストを送り出そうと、選手育成プロジェクト「ＳＷＡＮ」を長野県体育協会などが始め、全国から第１期生を募集している。

　ナショナルチームへの選出が選手育成の目標だが、冬季競技の経験に関係なく、他競技からの転向も含め幅広い選手の発掘を目指すのが特徴だ。
　小学４、５年生を対象にスキーやスケートなど５種目で中学卒業まで育成するコースと、高校生以上を対象にボブスレーやカーリングなど４種目で４年間育成するコースを設置、２段階の選考で計３０人を選出する。
　育成は１２月２３日から始まり、参加者は各競技団体で日々のトレーニングを行うだけでなく、アスリートに求められる栄養学や心理学などの講習も受ける。長野県内に住む必要があるが、県体育協会などで通学や居住の相談に応じる。
　２０日書類必着。１次選考は１１月１４日に運動能力テストを、２次選考は１１月２８日に面接と適性のテストを、共に長野市で行う。問い合わせは長野県体育協会、電話[phone]。