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パリ聖火リレー途中打ち切り 18人逮捕

[ 2008年4月8日 10:03 ]

7日、パリで聖火が消えたトーチを手にする聖火ランナーの元テニス選手、アルノー・ディパスカルさん(左)

 パリで7日に行われた北京五輪の聖火リレーで、チベット暴動への中国当局の対応に抗議する市民が沿道に殺到、主催者側は混乱を回避するためリレーを途中で打ち切った。フランス内務省によると、リレーを妨害しようとした18人が逮捕された。

 中国外務省の姜瑜副報道局長は8日未明、「チベット独立勢力が五輪精神や英国、フランスの法律を顧みず、聖火リレーの妨害を図ったことを強く非難する」との談話を出した。
 パリでの聖火リレーは、予定されたコースの約3分の2を進んだ時点で打ち切られ、聖火はバスで終着点に着いた。(共同)

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2008年4月8日のニュース