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福士“本職”一万メートルで北京狙う

[ 2008年1月29日 06:00 ]

 A標準突破が北京への再スタートだ。初マラソンの大阪国際女子で19位と惨敗した福士加代子(25=ワコール)はレースから一夜明けた28日、大阪市内で早朝からジョギング。「おはようございまーす」と、いつもの笑顔で報道陣の前を駆け抜けた。レースではスタミナ切れと脱水症状で4回転倒するなど、フラフラの状態に陥ったが、永山監督は「元気です。思ったよりダメージは少ないのでぼちぼちやります」と回復をアピールした。

 マラソンで北京への道が断たれた福士は“本職”のトラック(五千、一万メートル)で大舞台を目指すが、一万メートルはA標準記録(31分45秒00)を突破していない。同監督は「標準記録を破る挑戦から始まる。元気な姿で戻ってくる」と春先のトラックでの復活を約束。北京後のマラソン再挑戦については、「トラックの延長線上にリベンジがあるかどうかは今の段階で決めたくない」と話すにとどまった。

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2008年1月29日のニュース