【小田原競輪・初日S級予選】ネーションズカップ「金」中野　凱旋レース「行けるタイミングで積極的に」

＜小田原競輪場＞ネーションズカップの金メダルを片手に笑顔の中野慎詞
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　＜小田原初日S級予選＞直前のエジプト・カイロで行われたネーションズカップのケイリンで金メダルを獲得した中野慎詞（23＝岩手・121期）が今年の競輪初戦を迎える。中野は「落ち着いてもいたし、思い切っていけたのが結果につながった。個人でのメダルは初めてだったし、それが金メダルでうれしかった」とメダルを手に笑顔を浮かべた。

　昨年12月の伊東記念以来となる実践で気になるのは疲れ、時差など状態面。「時差は微妙に感じる程度。それよりも帰って来てから花粉にやられてしまった。今も鼻声で…。鉄のフレームも乗れていない。ただ、レースには響くことはないと思う」とOKサイン。初日の予選に向けては「久々なので冷静に落ち着いて走りたい。行けるタイミングで積極的に走りたい」。世界の脚力を武器に、どんな勝ち方をしてくれるか楽しみだ。