【第132期生修了記念競走】水谷理人 香川2人目チャンプ!最後も主役

[ 2023年3月24日 05:00 ]

132期チャンプに輝いた水谷(中央)と2着・富永(左)、3着・岩下(右)
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 ボートレースの「132期選手養成訓練修了記念競走」が23日、福岡県柳川市のボートレーサー養成所で行われた。5Rの「養成所チャンプ決定戦」は、リーグ戦勝率1位の水谷理人(20=香川)が逃げてチャンプの座に輝いた。修了生27人(男子19人、女子8人)は5月から全国各地でデビューする。

 最後も132期の主役であり続けた。全7戦のリーグ戦で、第4戦から第7戦まで4連続Vを果たして勝率No・1に輝いた水谷。他の5人が“打倒・水谷”に燃えていたチャンプ決定戦もインから蹴散らして、129期の西岡顕心以来、香川支部2人目の養成所チャンプに輝いた。

 修了記念レースは1、3Rで2艇ずつのFが出て、1、4Rでは転覆も発生。

 「事故が出ていて緊張した。決定戦6人で話し合って、無事故で行こうと心を一つにして走った。1周1マークはちょっと失敗しちゃったけど、逃げられて良かったです」

 全員が無事故完走したチャンプ決定戦で逃げを決めた水谷。表彰式では、進路で悩んでいた際にボートレーサーへの道を勧めた両親へ「これからいっぱい稼いで親孝行をしていきたい」と感謝の気持ちを伝えた。

 目標とする選手として昨年のMVP・馬場貴也の名前を挙げ、自身の目標は「賞金王になりたい!」と力強く宣言した。5月3日からのまるがめでプロデビューを果たす。「スタートをいいタイミングで行って、ファンの方に面白いと思っていただけるようなレースをします」と抱負を語った。

 ◇水谷 理人(みずたに・まさと)2002年(平14)7月9日生まれ、香川県善通寺市出身の20歳。リーグ戦は4~7戦で4連続V。勝率7・84で1位に輝いた。座右の銘は「人事を尽くして天命を待つ」。1メートル59。血液型AB。

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2023年3月24日のニュース