【大宮競輪・S級シリーズ2日目】宿口兄弟がアベック優勝の快挙に挑む

[ 2023年3月9日 18:13 ]

 <大宮競輪・S級シリーズ2日目>地元の潤平、陽一の「宿口兄弟」がそれぞれ決勝進出。同一競輪場での兄弟同日優勝の快挙に挑む。

 S級の宿口陽一(38=埼玉)は準決勝12Rを人気に応えて抜け出し。シリーズリーダーとして最低ノルマを果たした。陽一は「初日(4着)を走ってみてヤバイと思ったが、準決勝は武田君と相川さんのおかげで1着が獲れた」とラインに感謝しながらレースを振り返る。兄弟アベック優勝の話題を振ると「兄は練習ではめちゃくちゃ強い。自力で走った方がいいと思うくらい。ガールズでは地元の細田愛未さん、高橋梨香さんも決勝へ勝ち上がった。埼玉勢で盛り上げられたら。しっかり頑張ります」と気合を込める。S級決勝12Rは単騎戦で優勝を狙う。

 弟の陽一より先にA級決勝10Rを走る兄・潤平(40=埼玉)は3番手から勝機をうかがうメンバー構成。「相手が強いし(優勝は)厳しい」と言うが、先に勝って弟へバトンを渡したい。

 同一競輪場での兄弟同日優勝は12年奈良でS級戦を三谷将太、A級戦を三谷竜生が優勝したケースなどがある。

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2023年3月9日のニュース