ドウデュース 凱旋門賞へ順調初時計、友道師「さすがの動き」

[ 2022年8月12日 05:00 ]

馬場入りするドウデュース
Photo By 提供写真

 【東西ドキュメント・栗東=11日】にわかにざわめく記者、カメラマンの視線の先にひときわ目を引く紫のG1ゼッケン。そう凱旋門賞に向かうドウデュース(牡3=友道)が帰厩後、初時計をマークした。CWコースの3頭併せはセレシオン(3歳2勝クラス)、ジュンライトボルト(5歳オープン)を先行させ直線最内に進路を取り、外のセレシオンにクビ差遅れる形になったが、6F82秒9~ラスト1F11秒9を馬なりでマーク。動きを確認した友道師は誇らしげだ。

 「今朝は前を見ながら。無理はしてませんが、さすがの動き。元々ピッチ走法で動く馬だけど、リズムが良くなった気がします」

 24日には武豊が騎乗し、感触を確かめる予定だ。9月1日に栗東を出発。翌2日早朝に成田空港から出国を予定する。残念ながら凱旋門の取材にデスクから声がかかることはなかった。そもそもオサムのパスポートは期限切れだ。大役は若手に譲るとして、残暑厳しい中、ダービー馬が秋の気配を運んでくれた。 

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2022年8月12日のニュース