【江戸川・G2MB大賞】山田 逃げ切って2度目のG2制覇、SG戦線に復帰

[ 2022年8月1日 05:00 ]

江戸川G2MB大賞で優勝を飾った山田
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 ボートレース江戸川のG2「江戸川634杯・モーターボート大賞」優勝戦が31日、第12Rで行われ1号艇の山田康二(34=佐賀)がインを押し切り1着。17年6月のとこなめモーターボート大賞以来、2度目のG2制覇を達成。2着には道中で追い上げた西村拓也(35=大阪)が入った。

 コンマ04のトップスタート。逃げ切り圧勝だった。「仕上がりは今節一番。良過ぎて怖いくらいでした」。スタートを入れることだけに集中。1Mで須藤のツケマイが飛んできたが「ターンマークだけ見て回れば大丈夫だと思った」。自信たっぷりの優勝だった。

 「家を出る時から優勝できる気がしていた」。気持ちを高めて東京へと乗り込んだ。機力の後押しもあった。強風のため2日目から全レース、安定板装着の2周回短縮レース。過酷な条件だったが最後まで集中力は持続した。

 「河合(佑樹)君、遠藤(エミ)さんと一緒にSGに行こうという話をした。ひそかに狙っていた」。活躍する同期の言葉に背中を押され、第一線への復帰を誓った山田。特別レースでの活躍は有言実行への必須条件でもあった。

 この優勝で来年の平和島クラシック(23年3月16~21日)の出場権を獲得。20年のグラチャンから遠ざかっていたSG戦線への待望の復帰だ。「このいい流れをキープするためにも峰(竜太)さんが帰ってくるまで大暴れしたい」。記念レースから遠ざかる師匠に向け、特別レースでの活躍を宣言した。

 《次走》優勝した山田康二は10日からのからつ一般戦で深川真二、峰竜太、上野真之介らと優勝を争う。板橋侑我は4日からの戸田一般戦で谷野錬志、山口達也、沢田尚也らと対戦。須藤博倫は11日からの戸田一般戦で桐生順平、中田竜太、佐藤翼らが相手。西村拓也は11日からの住之江一般戦で松井繁、太田和美、石野貴之らが参戦。島村隆幸は9日からの鳴門一般戦で田村隆信、市橋卓士、西野雄貴らと相まみえる。桑島和宏は11日からの平和島一般戦で浜野谷憲吾、長田頼宗、大池佑来らとVを競う。

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2022年8月1日のニュース