【新潟新馬戦】リブースト 併せ馬の鬼、厩舎の偉大な先輩アーネストリーそっくり

[ 2021年8月3日 05:30 ]

川田とのコンビでデビューするリブースト
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 「併せて負けたことがないんだよ」。キズナ、タップダンスシチーなど数々の名馬を育て上げた佐々木師が期待を寄せる逸材リブースト(牡、父ハービンジャー)が、8日の新潟5R芝2000メートル戦でデビューする。

 この一戦を目標に乗り込まれ、2週前はCWコースで4馬身先着。先週は長めから乗り込みながら、ラスト1Fは12秒0をマーク。最後まで1勝クラスの古馬を寄せ付けなかった。指揮官は「コースでしっかりやって、これだけ時計(7F98秒4)が出たね。体の脂肪も徐々に筋肉に変わりつつあるよ」と目を細める。

 調教でのパフォーマンスから、かつて管理したG1ホースの名前を口にした。「デビュー前のアーネストリーもそうだったんだ。併せ馬で1回も負けたことがなかったな」。11年の宝塚記念を制した厩舎の先輩は新馬戦でトールポピー、キャプテントゥーレなどのちのクラシックホース相手に2馬身差の快勝。初戦から非凡な素質をみせていた。

 指揮官は「初戦を突破できれば今後が楽しみ」と期待を寄せる。先週土曜の新潟新馬戦を連勝(5、6R)した川田とのコンビでデビュー。名手とのタッグでどんなパフォーマンスをみせてくれるか注目したい。

 《勝ち馬は大出世》新潟芝2000メートルの2歳新馬戦は11年から始まり、過去10年で12レース施行。ほぼ“年1ペース”であまり行われていないが、近年は好カードになっている。18年勝ち馬ロジャーバローズは翌年のダービー馬に輝き、昨年当舞台で勝ち上がったランドオブリバティも世代の重賞戦線で活躍(現在は3勝クラス)。今年も目が離せない一戦だ。

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2021年8月3日のニュース