【天皇賞・春】鼻差2着…スティッフェリオ惜しい!「スタートが速かったね」

[ 2020年5月4日 05:30 ]

好位から粘り2着のスティッフェリオ(撮影・亀井 直樹)
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 本命馬を苦しめる大健闘の銀メダルだ。11番人気スティッフェリオは、ラスト200メートルで先頭に躍り出た。鞍上・北村友の右ステッキに応えて粘り込む。外からフィエールマン。馬体を並べてゴールに飛び込んだが、惜しくも鼻差競り負けた。引き揚げてきた鞍上は「ゴールした時に負けたと思いました」と悔しさを明かし「ラスト100メートルで息が上がったけど、無理せず好位で運べたのが最後の頑張りにつながった」とパートナーの奮闘を称えた。

 スタート直後は僚馬ダンビュライトに並びかけるほどの行きっぷり。道中は3番手を追走した。音無師は「もう少し後ろからの予定だったけど、スタートが速かったね。欲を言えば、きりがないから」と冷静に回顧。昨年はG1に4回出走して7着が最高だったが、強敵と戦いながら力をつけてきた。ダンビュライトとともに、今後は宝塚記念(6月28日、阪神)を視野に入れる。成長力のあるステイゴールド産駒の6歳馬が今度こそ、大金星をつかむ。

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2020年5月4日のニュース