【皐月賞】コントレイル 無傷4連勝で1冠、福永はクラシック完全制覇&父子V

[ 2020年4月19日 15:44 ]

<皐月賞>レースを制したコントレイル(中央)=撮影・郡司 修
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 牡馬クラシック第1弾「第80回皐月賞」(G1、芝2000メートル)は19日、中山競馬場で行われ、福永騎乗のコントレイル(牡3=矢作)が優勝、昨年のホープフルSに続く勝利でG1レース2連勝となった。勝ちタイムは2分0秒7。

 最後の直線で抜け出したコントレイルはサリオスとの競り合いを制した。

 勝ったコントレイルは父ディープインパクト、母ロードクロサイトの血統。通算成績は4戦4勝。昨年のサートゥルナーリアに次ぐデビュー4連勝での制覇となった。ホープフルS以来、中112日での皐月賞勝利は昨年のサートゥルナーリアの中106日を更新する前走からの最長間隔となった。重賞はG3を含めて3連勝。

 鞍上の福永はJRA・G1通算26勝目。19度目で皐月賞を初めて制し、史上11人目のクラシック完全制覇を達成。父洋一氏は1977年にハードバージで制しており、武邦彦(74年キタノカチドキ)・豊(93年ナリタタイシン、2000年エアシャカール、05年ディープインパクト)に次ぐ史上2組目の父子制覇となった。

 管理する矢作師は、モズアスコットで勝ったフェブラリーS以来のJRA・G1通算11勝目。皐月賞は5度目の挑戦で初優勝。

 半馬身差の2着にサリオス、さらに3馬身半差でガロアクリークが3着に入った。

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