【福島新馬戦】稲垣厩舎の生え抜きドバウィ、いざ出陣

[ 2019年7月19日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=18日】20日福島5R新馬戦でのデビューを控え、馬房で気合が入った表情を見せるのはドバウィビクトリー(牡、父モンテロッソ)。開業1年目の稲垣師が鍛え、騎手35年目の大ベテラン柴田善が騎乗。田井が注目する一頭だ。

 「1歳の育成から見ている馬なので頑張ってほしい」。今年3月に開業したばかりの師にとって、デビュー前から手掛ける最初の世代。2歳戦での初勝利が懸かる。「調教は本数をしっかりやってきた。ビシッとやっても馬は耐えてくれた。新馬としては合格点。性格も前向きなので初戦から」と期待を寄せる。2週連続で追い切りに騎乗した柴田善も「(先週は除外になり)1週延びたことで状態は良くなった。先週より動きがスムーズ。調教では動けているし頑張れそうな馬。楽しみだね」と高評価。2歳上の半兄にエイコーン(18年東京大賞典5着)がいる良血馬。厩舎経営が軌道に乗るためには生え抜きホースの飛躍が必要。まさに期待を背負っての出陣だ。

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2019年7月19日のニュース