【NHKマイルC】アレグリア 斜行降着…4位入線も5着に

[ 2019年5月6日 05:30 ]

<NHKマイルカップ>最後の直線でグランアレグリア(右から2頭目・青帽)が斜行しダノンチェイサー(左から3頭目・黒帽)の進路を妨害したため5着に降着となった。左から2頭目はレースを制したアドマイヤマーズ(撮影・郡司 修)
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 単勝1・5倍。圧倒的1番人気のグランアレグリアが直線でモガいた。前をふさがれる形に。いったん内へ切れ込み、残り400メートルで今度は外へ。強引な進路変更の末、ダノンチェイサーと接触。4位入線も、この事象がなければチェイサーが先着していたと判断された。約8分の審議の末、5着に降着となった。

 「スタートが良くなかったし道中もずっと掛かっていた。コーナーで息が入ったが、直線はちょっと疲れていた」。ルメールは言葉少なに肩を落とした。藤沢和師は「これも競馬だから仕方ない。好位から早めに外に持ち出すのが理想だったが、そうなる前にゴチャついてしまった。いったん休ませて、また出直します」と鞍上をかばった。

 ルメールは11日から26日まで騎乗停止に。3月2日にも不注意騎乗で騎乗停止となっており、短期間に同様の騎乗を繰り返したことで加重制裁の対象となり開催6日間の重い処分が科された。ダービーで無敗2冠の懸かるサートゥルナーリア、オークス(19日、東京)のコントラチェックは、共にレーン騎乗で調整することがキャロットクラブのHPで発表された。痛恨のラフプレーは大きな代償となった。

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