【米ケンタッキーダービー】4戦無敗マキシマム進路妨害…1位入線も17着に

[ 2019年5月6日 05:30 ]

<ケンタッキーダービー>1位入線も進路妨害によって降着となったマキシマムセキュリティ(右端)(AP)
Photo By AP

 JRAが馬券発売を行った米クラシック1冠目「第145回ケンタッキーダービー」が4日(日本時間5日早朝)、不良馬場の下、チャーチルダウンズ競馬場で行われた。4戦無敗で1番人気だったマキシマムセキュリティ(牡=サーヴィス)がハナを奪って1位入線したが、4角で外に膨らんで後続3頭の進路を妨害。約25分の長い審議の末、17着に降着。2位入線の14番人気カントリーハウス(牡=モット)が繰り上がりVとなった。日本で発売した3連単は1629万8210円。JRAが発売した海外馬券の最高配当となった。日本産馬として初のケンタッキーダービー出走となったマスターフェンサー(牡=角田)は6着だった。

 ケンタッキーダービーでは68年、ダンサーズイメージが1着確定後の尿検査で禁止薬物が検出され失格となったケースがあるが、1位入線馬が降着となったのは150年近いレースの歴史において初の珍事。現地メディアも世紀の降着劇をトップニュースで報じた。

続きを表示

この記事のフォト

2019年5月6日のニュース